苫小牧中央151キロ右腕・斉藤優汰、9球団スカウトの前で9回4安打完封/南北海道

とわの森三愛対苫小牧中央 力投する苫小牧中央・斉藤(撮影・黒川智章)

<高校野球南北海道大会:苫小牧中央4-0酪農学園大とわの森三愛>◇19日◇1回戦◇札幌円山

苫小牧中央の151キロ右腕、斉藤優汰(3年)が9回4安打完封で、チームを11年以来11年ぶりの勝利に導いた。「初戦ということで、みんな緊張していたが、まずは勝てたことが大きい」と振り返った。

NPB9球団のスカウトが見守る中、三振は8個と少なかったが、打たせて取る投球で105球締め。「ゴロを打たせて味方がしっかり守ってくれたのが良かった」。

初戦が雨で1日順延。優勝するには20日準々決勝、25日準決勝、26日決勝と続く。日程が詰まったことで、この日から25日の準決勝までが、1週間以内になる。球数制限に関わる可能性があるが「そこは今は考えずに、目の前の試合に全力で臨むだけ」と話した。

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