鵡川、粘るも初4強ならず 小池啓之監督「持てる力全部出した」/南北海道

鵡川対東海大札幌 8回表鵡川2死二、三塁、金本の右前打で二塁走者萩原爽が本塁を突くも菊地捕手に阻まれる(撮影・黒川智章)

<高校野球南北海道大会:東海大札幌3-2鵡川>◇19日◇準々決勝◇札幌円山

鵡川は初4強には届かなかった。

東海大札幌の好投手門別から先制点を奪い、2点勝ち越された後も8回に1点差まで詰め寄るなど、粘りを見せた。小池啓之監督(70)は「門別君のボールが素晴らしかった。門別君の決勝セーフティースクイズも想定外。でも、うちの選手たちも持てる力を全部出してくれた。成長しました」。父一也さん(57)が駒大岩見沢の捕手として83年センバツに出場している佐藤佳は4回1死から右中間二塁打を放つも「悔しい。僕も甲子園に行きたかった」と号泣した。