横浜創学館が横浜商との5回戦で走者の追い越しでアウトの珍しいプレー/神奈川

横浜商対横浜創学館 3回裏横浜創学館無死一塁、プレーを協議する審判団(撮影・阿部泰斉)

<高校野球神奈川大会:横浜商-横浜創学館>◇20日◇5回戦◇サーティーフォー保土ケ谷

8強入りを懸けた強豪同士の戦いで、追い越しアウトの珍しいプレーが生まれた。

1-1と同点の無死一塁。横浜創学館の5番堀本一孝外野手(3年)は左翼フェンス直撃の一打を放った。しかし、一塁走者の高野大和外野手(3年)は、打球に飛び付いた左翼手が捕球したと勘違い。一塁へ帰塁したところで、打者走者の堀本が追い越してしまった。

井上球審は「打者走者がオーバーランをして、戻ってきた一塁走者を追い越しました。この時点で打者走者は追い越しアウトです」と説明。一塁走者の高野は帰塁していたことから、1死一塁からプレーは再開された。

試合は5回終了時点で横浜創学館が2-1とリードしている。