山梨学院・山田悠希の11K快投を監督が称賛「『絶好調』と言っていたので言葉を信じた」/山梨

山梨学院の先発山田悠希は最速141キロのまっすぐとスライダーで駿台甲府から5回までに10三振を奪う好投

<高校野球山梨大会:山梨学院7-1駿台甲府>◇20日◇準々決勝◇山日YBS球場

先発山田悠希(3年)が6回1死までに散発3安打の11奪三振の快投を見せた。試合後の山田は「ストレートと変化球のコンビネーションが良かったです」と、恥ずかしそうに話した。春先から10キロも球速が上がり、この試合でも141キロをマークするなど、キレのあるストレートで三振を奪った。

この山田の快投に吉田洸二監督(53)は非常に満足そう。「大会入ってすぐに、山田が『絶好調です』と言っていたのでその言葉を信じました。(エースの)榎谷につなげる考えでしたが、故障明けの川口(龍己)もこれで使えるめどが立ちました。榎谷を使わなかったのも大きいですし、川口にめどがたったのも収穫です」と、口調も滑らかだった。

また、先制ソロを放った進藤天内野手(2年)は「相手の平井君のボールが速かったので反発もあってライトスタンドまで飛んだと思います。外角のボールを強く打つ練習をしてきたので、入って良かったです」と、笑顔だった。