京都外大西・西村瑠伊斗「1本足」で高校通算53号3ラン「打った瞬間いったと思った」/京都

京都外大西対塔南 9回表京都外大西1死一、二塁、右中間へ3点本塁打を放った西村瑠伊斗(撮影・前山慎治)

<高校野球京都大会:京都外大西6-1塔南>◇20日◇4回戦◇わかさスタジアム京都

京都外大西のスラッガー、西村瑠伊斗(るいと)投手が“王さんフォーム”で高校通算53号の3ランを放った。2点リードの9回1死一、二塁。内角高めのカットボールを強振し「打った瞬間、いったと思った」。白球は右中間席後列の芝生席に着弾した。今大会4試合目で早くも3本目のアーチ。「前の試合で、力を入れるとバットが出てこなかった。力を抜いて70%くらいの力で。調子は上がってきている」とうなずいた。目標は「甲子園に行ったら60本」と野心を燃やす。

世界のホームラン王に似た打撃フォームが、アーチ量産の秘訣(ひけつ)だ。タイミングを取る時に1本足で構え、テークバックから1度グリップを下に落として、再びトップ位置に戻す。上羽功晃監督(52)が「王さんに似ている」と評すプロ通算868本塁打を放った王貞治(現ソフトバンク球団会長)をほうふつさせるスタイル。西村は「意識していなかった」と言うが、「王さんは日本で一番ホームランを打っている。純粋にすごい」と、左打ちの大先輩としてあこがれる存在だ。

昨夏は決勝で京都国際に敗れた。「甲子園に出てプロ野球に行きたい」。12年ぶりの夏の京都王者へ、王さん打法で打線を引っ張る。【前山慎治】