<高校野球西東京大会:東海大菅生2-1駒場学園>◇22日◇5回戦◇府中市民球場
昨夏王者の東海大菅生が苦しい試合を1点差で制し、準々決勝進出を決めた。
3回裏に3番酒井成真外野手(3年)の中越え適時二塁打で2点を先制するも、その後は駒場学園のエース左腕の佐藤夏月投手(3年)の前に沈黙。8回までヒット5本に抑えられ、追加点を奪えなかった。
先発の190センチ右腕・日當(ひなた)直喜投手(2年)に代わり、6回からはエースの最速148キロ右腕鈴木泰成投手(3年)が登板。この日は146キロをマークするなど力投を続けていたが、2-0で迎えた9回表に試練が訪れた。
1死から四球で走者を出すと、連続二塁打を浴びて1点差に。なおも1死二、三塁のピンチを背負ったが、ここから4番、5番をともに遊ゴロに打ち取り、何とか勝ち切った。
6回からリリーフし、9回に1点差へと迫られた鈴木泰は、「ピンチにはなったが、夏は最後に勝っていればいい」と振り返った。昨秋に右肘を疲労骨折し、同年12月に同部を手術。この夏は背番号1を背負い、昨秋の都大会以来の公式戦登板を果たしたが、「まだこの番号にふさわしい投球が出来ていない」と険しい表情を見せた。
7月8日の実戦練習で足を捻挫し、初戦から2試合続けて欠場していた正捕手の福原聖矢主将(3年)は、この日も出場機会がなかった。
勝利した東海大菅生は27日に神宮球場で、国立-早実の勝者と準々決勝に臨む。