県立田村が大金星、学法石川倒し53年ぶり4強 主将V犠飛で3点差逆転、エース桑原完投/福島

田村対学法石川 3-3の7回1死満塁、田村・渡辺敦が放った右犠飛でタッチアップし、見事生還する田中涼有(撮影・濱本神威)

<全国高校野球福島大会:田村5-3学法石川>◇24日◇準々決勝◇福島・いわきグリーンスタジアム

県立田村大金星! 田村が昨秋、今春と県3位の学法石川に競り勝ち、53年ぶりに4強に名を連ねた。

3点を追いかける6回に佐藤航琉内野手(3年)、桑原雅仁投手(3年)の適時打で2点を返すと、続く7回1死満塁の場面で相手の失策に乗じて同点。試合を振り出しに戻し、なおも1死満塁のチャンスに渡辺敦也主将(3年)が右方向へ勝ち越し犠飛。9回には2死満塁で8番岩崎大翼内野手(3年)が四球を選んで押し出しで追加点。最後はエース左腕・桑原が、打者4人で終える完投で接戦を制した。

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