大阪桐蔭が8強進出 松尾汐恩が2打席連発、前試合から3打席連続アーチで打線けん引/大阪

東海大大阪仰星対大阪桐蔭 3回裏大阪桐蔭無死、松尾は2打席連続左越え本塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<高校野球大阪大会:大阪桐蔭8-0東海大大阪仰星>◇26日◇5回戦◇くら寿司スタジアム堺

大阪桐蔭が7回コールド勝ちで完勝した。打線は14安打8得点。投手陣は7回を完封リレーだ。盤石の戦いで8強に進出した。

1回から東海大大阪仰星の奇襲をはね返した。相手先発は、背番号19で下手投げ左腕の山本哲大投手(3年)だった。西谷浩一監督(52)も「まったく予想していなかった。1番か10番かと。19番は左投手で東海大仰星中学という情報しかありませんでした」と意表を突かれたが、対応した。

先頭伊藤櫂人内野手(3年)がいきなり左前打で襲いかかり、二盗と捕手の悪送球で瞬く間に三塁へ。内野ゴロの間に先制した。その直後、今秋ドラフト候補の松尾汐恩捕手(3年)が左翼に完璧なソロ本塁打を放った。高校34号は2試合連発だ。4番の丸山一喜内野手(3年)が右翼フェンス直撃の二塁打を放ったところで、相手は投手交代。わずか打者4人で継投策に持ち込ませた。西谷監督は「前の試合でエンジンのかかりが遅かった。先制点を取れば有利に進められる」と納得顔で振り返った。

3回も松尾が左翼に2打席連続アーチを放った。24日の大阪戦から、実に3打席連続本塁打を架け、好調モードだ。主砲も「前のホームランを応用しました」と深くうなずいた。この回は7安打を集中し、5点を追加。一気に一方的な展開に持ち込んだ。

今春のセンバツで活躍した前田悠伍投手(2年)が今大会初登板の先発マウンドへ。序盤から制球が定まらず走者を出すが、4回まで毎回四球を与えた。それでも変化球がさえ、要所を締めて、この日は4回無失点だった。「(調子が)悪いなかでどう抑えるか。いい勉強になりました」と振り返った。役者がそろい、3度目の甲子園春夏連覇へ貫禄の歩みだ。

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