二松学舎大付・小林主将、甲子園切符に「春は悔しい思いをした、1つでも多く勝ちたい」/東東京

日体大荏原対二松学舎大付 優勝し喜ぶ二松学舎大付の選手たち(撮影・野上伸悟)

<高校野球東東京大会:二松学舎大付5-1日体大荏原>◇30日◇決勝◇神宮球場

二松学舎大付の小林幸男主将(3年)は、ベンチを飛び出すと真っ先にマウンドに駆け寄った。2連覇を果たし「本当に勝ててよかったです」と喜んだ。

4回戦までは4番に座っていたが、スタメンを外れてベンチからメガホンを持ってチームメートに声を掛け続けた。

3季連続の甲子園出場がかかっており、主将兼4番の小林にかかるプレッシャーは大きかった。

今春センバツでは、初戦で聖光学院に敗れた。1勝もできずに聖地を去ることになり、戻りたいという思いが強くなった。「春は悔しい思いをしたので、1つでも多く勝ちたいです」と見据えた。

◆二松学舎大付 1948年(昭23)創立の私立校。生徒数703人(女子376人)。野球部は58年創部で部員数は65人。主なOBはカブス鈴木誠也、巨人大江竜聖、秋広優人ら。甲子園出場は春6度、夏は5度目。所在地は千代田区九段南2の1の32。鵜飼敦之校長。

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