【甲子園】愛工大名電・岩瀬法樹1回無失点 元中日の父仁紀さんと同じクローザーに「少し意識」

星稜対愛工大名電 9回表に登板する愛工大名電2番手の岩瀬(撮影・江口和貴)

<全国高校野球選手権:愛工大名電14-2星稜>◇7日◇1回戦

愛工大名電(愛知)の岩瀬法樹(のりき)投手(3年)が甲子園デビューを飾った。

9回に2番手でマウンドへ。父の元中日・岩瀬仁紀さんと同じクローザーとして登板した。「そこは少し意識していて、必ず抑えて勝ちたいと思っていました」と振り返った。

自己最速タイの144キロを球場のガンでマーク。1回を無安打無失点、1四球で抑えた。父も立ったマウンドを経験し「球場に入ったときに、これだけの観客で、自分は初めてだったので、こういう場所で何試合も投げていたことを尊敬しました」と明かした。

帽子のツバには、自ら書いたマンガ「ONE PIECE」の主人公モンキー・D・ルフィの絵。「とくにルフィーが好きなんですけど、いま能力が覚醒していて、自分も甲子園の舞台で覚醒したいという思いで書きました」と大舞台での活躍を誓った。