【データ】高松商・浅野翔吾2打席連発 1番打者は02年青森山田・金井仁志に次いで史上2人目

高松商対佐久長聖 5回表高松商2死、浅野は右中間へ本塁打を放つ(撮影・岩下翔太)

<全国高校野球選手権:高松商14-4佐久長聖>◇11日◇2回戦◇甲子園

高松商・浅野翔吾外野手(3年)の個人2打席連続本塁打は、19年内山壮真(星稜=対仙台育英)以来、大会40人目(42度目)。40人の中で1番打者は02年金井仁志(青森山田=対明徳義塾)に次いで史上2人目となった。2試合にまたがった2打席連発は96年渡部真一郎(松山商)らも記録しているが、商業高校の選手で1試合2打席連発は初めてになる。

これで高校通算66号。高校通算本塁打の多い選手はほとんどが私立高校の選手だ。公立商業高校の甲子園出場選手では、松山商で96年に優勝した今井康剛の75本が目立つ程度。浅野は身長170センチで本塁打を量産する。最近では高3の時に171センチの09年今宮健太(明豊)が62本を打ち、ドラフト1位でソフトバンクに入団したのを思い出す。【織田健途】