【甲子園】近江が3季連続の16強 山田陽翔が2発被弾も自ら勝ち越し二塁打放ち12K完投

鶴岡東対近江 3回裏近江無死一、二塁、山田(左)は左に2点適時二塁打を放ち二塁で喜ぶ(撮影・上山淳一)

<全国高校野球選手権:近江8-3鶴岡東>◇12日◇2回戦

近江(滋賀)が鶴岡東(山形)を破り、3季連続の16強入りを果たした。昨夏が4強、今春は準優勝。

2回に1点を先制するも3回表にエース山田陽翔投手(3年)が2本の本塁打を浴び1-3と逆転された。それもその裏、無死二、三塁から連打で同点。4番山田の適時二塁打で勝ち越した。4、7、8回にも加点した。

山田は4回以降は無失点。11安打を許したが12三振を奪って3失点完投した。

鶴岡東は3回に渡辺千尋(3年)が山田からソロ本塁打。さらに土屋奏人(3年)が今大会3本目となる2ランを放ち、3万7000人大観衆のスタンドを沸かせた。しかし3回裏に守りのミスから逆転を許し3年ぶりの16強入りを逃した。