【甲子園】近江・石浦「見極めできている」初戦から全8打席出塁 滋賀大会も12打数6安打好調

鶴岡東対近江 2回裏近江1死二塁、岡崎の中前打で生還する石浦(撮影・和賀正仁)

<全国高校野球選手権:近江8-3鶴岡東>◇12日◇2回戦

センバツ準優勝の近江が逆転勝ちで、滋賀県勢夏40勝を挙げた。エース山田陽翔(はると)投手(3年)が序盤に鶴岡東(山形)打線に2発を浴びたが、4番としてバットで取り返し、12奪三振で149球完投。自身甲子園9個目の白星をつかんだ。

石浦暖大内野手(3年)が2試合連続で全打席出塁を果たした。初戦の鳴門(徳島)戦は4打席連続の安打を放ち、この日は3四球と内野安打で4打席連続出塁。通算で8打席連続出塁となった。滋賀大会でも12打数6安打と好調だった石浦は「ボールとストライクの見極めがしっかりできている」と好調の要因を分析した。大の映画好きで、人気作品の「今日から俺は!! 劇場版」を見て、「どんな相手にも、向かっていく気持ちができました」と頼もしかった。