【甲子園】下関国際が4年ぶり8強 浜田はOB和田毅投手が観戦も24年ぶりベスト8ならず

下関国際対浜田 3回裏浜田1死、中村の右飛を赤瀬(奥)と交錯しながら好捕する水安(撮影・野上伸悟)

<全国高校野球選手権:下関国際9-3浜田>◇16日◇3回戦

下関国際(山口)が浜田(島根)との隣県対決に快勝し4年ぶりの8強入りを決めた。山口県勢の8強もそれ以来。夏の甲子園はこれで通算80勝目。

序盤で試合を決めた。1回に1番仲井慎内野手(3年)の二塁打を口火に2点を先制。2回には仲井の2点適時打などで3点を追加。3回にも1点を加えた。終盤7回にも3点を追加した。

守っては先発の古賀康成投手(3年)が快投。6回2死まで無安打に抑え6回1安打無失点。7回に登板した2番手の松尾勇汰が失点したが、仲井を投入して逃げ切った。

浜田は24年ぶりの8強入りを逃した。この日は24年前のエース、和田毅投手(現ソフトバンク)が同じくOBの梨田昌孝氏(元日本ハム監督)らとスタンドで見守った。7回に波田瑛介(2年)のソロ本塁打などで2点。8回にも1点を返したが序盤の失点が響いた。