【甲子園】71年夏福島・磐城準Vエースの田村隆寿氏「私の時から51年も…時代が変わったね」

下関国際対仙台育英 下関国際に勝利し、初優勝を決めた仙台育英ナインはアルプスにあいさつし喜ぶ(撮影・上山淳一)

<全国高校野球選手権:仙台育英8-1下関国際>◇22日◇決勝

仙台育英(宮城)が下関国際(山口)に快勝し、東北勢として悲願の初優勝を果たした。同校は春夏合わせ4度目、東北勢は同13度目の決勝戦に臨み、初の全国制覇を達成。1915年夏の第1回大会から108年目、ついに大優勝旗が「白河越え」を果たした。

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田村隆寿氏(71年夏、福島・磐城の165センチエースで準優勝)「おめでとう。よくやった。いい試合でした。先に(駒大苫小牧の)田中将大投手(現楽天)に空路で白河の関を越えられてたからね。本当に良かった。私の時から51年もかかったけど、少し時間がかかりすぎたね(笑い)。自分は1人で投げていたけど、仙台育英は良い投手がそろっていた。時代が変わったね」

 

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