<高校野球秋季北海道大会:旭川大高8-0旭川北>◇旭川地区Bブロック1回戦◇11日◇旭川スタルヒン
旭川地区で、今夏の北北海道代表として甲子園に出場した旭川大高が、新体制のもとコールド発進した。今秋から指揮を執る山本博幸新監督(42)が手堅い采配でチームを大勝に導いた。走者が出ると、サインを送る手がせわしなく動いた。主軸にも犠打をさせるなど、6度送ってつくったチャンスを生かし、着実に得点を重ねていった。「まずはいいスタートが切れてよかった」とほっとした表情を見せた。
7安打5打点のチームで光ったのは4番日光太一(2年)だった。1回裏1死二、三塁で中前に先制の2点適時打を放つなど、この日3安打。「引っ張らずに逆方向を意識できたのがヒットにつながった」と振り返った。山本監督の初陣勝利の原動力になり、「いい形で1勝を監督にプレゼントできてよかった」と頬を緩めた。
先発右腕の背番号1伊知地晴(2年)は5回を被安打3、無失点に抑えた。初回は先頭打者に四球を与えるなど制球が定まらなかったが、2回は3者三振に打ち取るなど立て直した。山本監督は「初戦の緊張はあったと思う。メンタルの部分は冬までには修正してくれるはず」と成長に期待した。【石井翔太】