東京学館新潟3位 決勝打の須貝悠太「思い出してやってみた」中学時代ルーティンが効いた

9回表2死満塁から左前に勝ち越し打を放った東京学館新潟・須貝(奥)は一塁塁上でガッツポーズ

<高校野球秋季新潟大会:東京学館新潟5-4日本文理>◇26日◇順位決定戦◇ハードオフ新潟

東京学館新潟5番須貝悠太右翼手(2年)が3位を決める一打を放った。4-4に追いついた9回表2死満塁で左前に勝ち越し打。カウント2-2から4球ファウルで粘る。そして9球目、「相手も気迫で押してきた。1点張りしていた」と狙い球の内角直球をとらえた。

決勝打の直前、打席で手を胸に当てほえた。中学時代に気合を入れる時に行っていたルーティン。「思い出してやってみた」と笑顔を見せる。25日の打撃練習ではコンパクトなスイングに徹底して打ち込んだ。「打席でもそれを意識した」と練習の成果を強調した。

◆北信越大会 新潟県で16校が参加し、10月14日に開会式が行われる。開催地の新潟は出場枠1増で新潟明訓、中越、東京学館新潟、日本文理の準決勝進出4校が出場。15日1回戦、16日2回戦、22日準決勝、23日決勝を戦う。決勝はハードオフ新潟で午前9時試合開始。組み合わせ抽選は10月7日に行われる。来春センバツ選考に参考資料となる大会で北信越のセンバツ出場枠は2。