新庄剛志監督の母校・西日本短大付V 4番高峰駿輝V打「貫禄があって1年生に見えない」監督

東福岡対西日本短大付 優勝で歓喜の輪をつくる西日本短大付ナイン(撮影・菊川光一)

<高校野球秋季福岡大会:西日本短大付4-2東福岡>◇10日◇決勝◇久留米市野球場

日本ハム新庄剛志監督の母校、西日本短大付が4-2で東福岡を下して優勝した。

打っては勝負強さが強みの1年生4番・高峰駿輝(としき)内野手の決勝2点適時二塁打など10安打4得点。投げてはエース右腕、中塚康太朗投手(2年)が132球、6安打2失点で完投した。

新チームから4番に抜てきされた高峰が、1年生とは思えない勝負強さで優勝に貢献した。1-1の7回1死二、三塁。「絶対打ってやる」と、スライダーをとらえて左翼線に2点二塁打を放った。新庄監督の同期、西村慎太郎監督(51)が「勝負強い。もの静かだが野球になると変わる。貫禄があって1年生に見えない」というパワーを発揮。指揮官が「過去にない」という史上初の1年生クリーンアップで切磋琢磨(せっさたくま)して、4番の期待に応えた。

今夏の福岡大会は準々決勝で敗退して、2年連続甲子園出場はかなわなかった。新チームは、新型コロナウイルス感染の影響で、全体練習が10日間できない時期もあった。だが、選手層は県内屈指。福岡大会で試合を重ねるごとに投打がかみ合い、成長していった。

福岡1位で来春のセンバツ出場を目指す九州大会へ、西村監督は「福岡の代表として、センバツがかかるところ(4強)までは、何が何でも勝っていきたい」と気合。1987年以来2度目のセンバツ切符に挑戦する。【菊川光一】