能代松陽が初センバツに前進4強 エース森岡大智が12回投げ抜きサヨナラ打 秋季東北大会

学法石川対能代松陽 サヨナラ勝ちを決め、喜びを爆発させる能代松陽ナイン(撮影・佐藤究)

<秋季東北大会:能代松陽6-5学法石川>◇13日◇準々決勝◇山形:荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた

能代松陽(秋田1位)が17年以来5年ぶりの4強入りを決めた。延長12回の末、学法石川(福島2位)に6-5でサヨナラ勝ち。同校初の春の聖地へ近づいた。

エースが最後まで踏ん張った。森岡大智投手(2年)が12回、154球を投げきる粘投。9回からは4イニング連続の3者凡退で、守備から流れをつくった。12回裏は1死二塁のチャンスで、森岡が初球を振り抜き、中堅手の頭上を越えるサヨナラ打で試合を決めた。激戦を制した工藤明監督は「苦しい試合でした。本当に粘り強く頑張ってくれた」と選手たちをたたえた。

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