中越・波方優、打率5割超「勝負が楽しい」15年夏、甲子園出場の兄超えの目標達成だ

ティー打撃で中越・波方は快音を連発

秋季高校野球北信越大会が15日からハードオフ新潟など新潟県内3球場で開催される。

来春のセンバツ出場(北信越枠2)を懸け、北信越5県から16校が出場。日刊スポーツ新潟版では新潟県代表4校のキーマンを紹介する。

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緊迫した場面も、強敵も、中越の波方は大歓迎だ。大事な場面になればなるほど心は躍る。

「勝負が楽しい」と言う。県大会は好調だった打線の中でも高打率をマーク。6試合で18打数10安打の5割5分6厘。主に6番打者を担い、7打点をたたき出した。本田仁哉監督(46)は「勝負強い。その前に勝負を楽しむ力がある」と波方の積極姿勢を評した。

「走者がたまっている場面で長打を出したい」と北信越大会を心待ちにする波方は、左右に打ち分ける広角打法が持ち味。普段のティー打撃からスイング軌道、インパクト、腰の回転などを確認しながら行っているのが好調の要因という。「苦しい練習はやり切った後の自分をイメージする」と苦しさを乗り越えるたびに成長を実感もしてきた。

9歳年上の凌さん(トヨタ=現役引退)は15年夏の甲子園に、中越の捕手として出場している。小3でスタンド応援した波方は同じ中越で兄超えの機会を迎えた。同校のセンバツ初出場だ。「中越がまだ出場していないセンバツへ『自分たちが行く』という気持ちでやっている」。目標達成に向かって心臓を高鳴らせていた。【涌井幹雄】

◆波方優(なみかた・ゆう)2005年(平17)9月27日、魚沼市生まれ。野球は堀之内小2年から、みつわスポ少で始める。堀之内中では軟式野球に取り組む。173センチ、75キロ。右投げ右打ち。