日大三・二宮士主将の2点ランニングホームランなどで快勝「二塁を回ったところで、行けるな」

5回表2死三塁で、日大三の主将二宮士内野手(2年)は左中間フェンス直撃のランニング2ランを放ち生還する(撮影・井上真)

<高校野球秋季東京大会:日大三6-1修徳>◇23日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

日大三は主将の二宮士内野手(2年)の2点ランニングホームランなどで6点を奪い快勝した。

5回表、追加点を奪い、なお2死三塁で二宮は修徳の先発大型右腕、192センチの篠崎国忠投手(2年)のスライダーを左中間フェンス直撃のランニングホームランとして試合を決めた。「ランニングホームランははじめてです。二塁を回ったところで、行けるなと思いました」。

夏の甲子園でもベンチに入り、明るい性格でチームの雰囲気を高めてきた。小倉全由監督(65)も「思い切り叱っても、へこたれない。それでいて、いろんなところに気が付いてよくみんなに声をかけてくれるやつです」と、信頼を寄せている。

二宮は「よく怒られます。でも、その後で褒めてくれるのがうれしいです。アイスをごちそうになったり、ラーメンをいただいたりして、そんな時が楽しいです」と屈託なく笑う。通算5本塁打だが、チャンスに強いバッティングが持ち味。この試合も9回にダメ押しの適時打で攻撃を引っ張った。

小倉監督は「打線としてはやっぱり1巡目からどんどん打っていかないと。それに初回ですね。3人で終わっているようじゃまだまだです。なっ、二宮」と、取材の順番を待っていた二宮に声をかけると、二宮も予期していたようにニコッと笑った。

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