68年夏甲子園で興国高V導いた村井保雄元監督が死去、京大でも指揮 87歳低アルブミン血症 

1968年8月22日、第50回全国高校野球選手権大会・決勝 興国対静岡商 完封勝利を飾った丸山朗投手の頭をなでる村井保雄監督(左)

興国高(大阪)や京大で監督を務めた村井保雄氏が昨年12月8日、低アルブミン血症により大阪市内の病院で亡くなっていたことが17日、分かった。遺族が公表した。

87歳だった。葬儀、告別式はすでに近親者のみで済ませた。

村井氏は奈良県出身で、興国商(現興国)から近大を卒業。監督として母校の興国を率いて1968年(昭43)夏の甲子園初優勝を飾った。京大野球部でも指揮を執った。