<常葉大菊川:いざ10年ぶり春の陣へ>
常葉大菊川の切り込み隊長が勝亦望向外野手(1年)だ。
身長161センチと小柄ながら、チーム2位のスイングスピードを誇る。170センチの体でプロの世界で活躍するオリックス森友哉(27)に憧れ「あの体で見せるパワフルなプレーがすごい。自分もパンチ力を見せたい」と目を光らせる。
昨秋は主に「1番・左翼」で10試合に出場し、打率3割4分5厘をマーク。チーム2位タイの8打点を挙げ、東海大会準優勝に貢献した。一方で「(体が)前に突っ込んでしまい、変化球に対応しきれなかった」と課題も明確になった。
自主練習では、ボールを体に引きつけて打つことを意識したスローボール打ちに着手。フォームもテイクバックを小さくし「よりボールが見える」形に微調整した。11日の紅白戦では、変化球を捉えて逆方向に安打。「少しずつ成果が出ていると思う」と順調だ。
12日の1次登録メンバー発表では、背番号「17」から昨秋の西部地区大会で背負った「7」に再昇格。「7番でベンチは絶対に嫌だ。必ず試合に出て活躍するという気持ちが強くなった」と決意を新たにした。長打力も兼ね備えたリードオフマンが、大舞台で勝利への道を切り開く。【前田和哉】
◆勝亦望向(かつまた・のぞむ)2006年(平18)5月14日、御殿場市生まれ。小1から原里スーパースターズで野球を始める。中学時代は御殿場ボーイズ所属。右投げ左打ち。家族は両親と姉。161センチ、71キロ。血液型A。