健大高崎、文星芸大付にサヨナラ勝ち「落ち着いて抑えることできた」最速142キロの加藤好投

高崎健康福祉大高崎対文星芸大付 今季初の練習試合で先発し力投する高崎健康福祉大高崎・加藤(撮影・保坂恭子)

<高校野球練習試合:高崎健康福祉大高崎6-5文星芸大付>◇4日◇文星芸大付秀文記念スタジアム

高校野球の練習試合が解禁となり、今春センバツ出場の高崎健康福祉大高崎(群馬)は、文星芸大付(栃木)にサヨナラ勝ちした。青柳博文監督(50)は「9回をしっかり戦えたので、ここから試合慣れしていきたい。勝敗よりも試合内容で、細かなミスを修正していきたい」とセンバツを見据えた。

5-5で迎えた9回裏2死、半田真太郎内野手(2年)が左翼へ大きな当たりを放った。左翼手がボールを追う間に生還。高校通算12号となるランニングホームランでサヨナラ勝ちを決めた。半田は「後ろにつなごうと思って打席に入ったけど、うれしかった。三塁まで行ったら、コーチャーが腕を回したので信じてホームに走りました」と喜んだ。

先発は最速142キロ左腕の加藤達哉投手(2年)。安定した投球で5回を被安打4の無失点と試合をつくった。4回2死一、三塁のピンチも最後は空振り三振を奪うなど、走者を背負っても冷静だった。「得点圏にランナーを置いても、ギアを上げて落ち着いて抑えることができました」と手応えをつかんだ。

青柳監督は、週末の練習試合を「最後のメンバー選考の場」と位置づける。三塁手でスタメン出場した橋本颯太郎内野手(2年)は、攻守でアピールした。5回無死二塁の場面では、「捕れると思いました」と三邪飛を後ろ向きで捕球しつつ、飛び出していた走者を刺して併殺。昨秋はメンバーに入っていたが、ベンチを温めた。悔しい思いを胸にバットを振り込み、遊撃手からコンバートされた三塁の捕球練習を重ねた。青柳監督は「粘り強くやれていた。冬場に成長した選手。(センバツで)スタメンの可能性もある」と評価。橋本は「自分が出来ることを100%だそうと思っていた。センバツは夢の舞台。攻守でチームの日本一に貢献したいです」と目標を掲げた。