【センバツ】クラーク・エース新岡歩輝「準備できる期間が長くなる」大垣日大と沖縄尚学の勝者と

大阪梅田校で開かれた壮行会に出席したクラーク・佐々木監督(右手前)と選手たち(学校提供)

第95回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選が10日、大阪市内で行われた。2年連続出場の北海道代表クラークは、大会第7日(24日)第1試合で、昨秋東海大会4強の大垣日大(岐阜)と九州大会覇者沖縄尚学の勝者と対戦する。エース右腕新岡歩輝主将(3年)は「心構えだったり、準備できる期間が長くなることは自分にとっても、チームにとってもよかったなと思う」とうなずいた。

初戦まで約2週間。多彩な変化球を持つ新岡主将は持ち球に磨きをかける。特にポイントに挙げるのがスライダー。今月上旬の練習試合では思うような球が投げられなかった。「イマイチだなというのがある。キレや曲がりの精度を高めていきたい」と、開幕まで残り少ない練習試合で試していく。

9日夜には、WBC1次ラウンドで登板した侍ジャパン大谷翔平投手(28)の投球をテレビ画面越しに見つめた。「曲がりが全然違う」と驚かされたが、勝負どころでスライダーを使って抑えることは1つ参考になった。「左打者の外から入ってくるようなスライダーは使えるかもしれない」と、打者と対戦した時のイメージを膨らませている。

佐々木啓司監督(67)は「試合当日まで時間を頂いた。大会に入る前までの練習試合を大事に、自分たちのペースを」と話した。新岡主将は「自分がどれだけ抑えられるか。1球1球の質を上げてもっと調子を上げていきたい」と準備を進める。【山崎純一】

○…チームはこの日、午後にクラーク大阪梅田校で開かれた壮行会に出席した。新岡主将は「部員29名と、全国のクラーク高校のみなさんの熱い思いを力に変えて、まずは初戦突破を目標にしたい」と決意表明した。甲子園1勝を目指して11日から練習を再開し、練習試合は4試合を予定。18日に開会式を迎え、24日の初戦に挑む。