第95回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で行われた。
初出場の能代松陽(秋田)は、21世紀枠選出の石橋(栃木)と大会第4日第1試合で激突する。
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「NOSHO」のユニホームが今度こそ「聖地1勝」をつかみ取る。センバツ初出場の能代松陽は、昨夏の甲子園では11年ぶり4度目の出場も、聖望学園(埼玉)に2-8で敗れ、東北勢で唯一の初戦敗退。能代商と能代北が統合した「能代松陽」としての聖地初勝利をつかめなかった。その悔しさを糧に、昨秋の東北大会では公立校で唯一の4強入り。準決勝では昨夏覇者の仙台育英(宮城)と対戦し敗れたものの、1-2と接戦を演じた点が選出の決め手となった。
堅実な守備でつかんだ春の聖地だ。東北大会準々決勝では学法石川(福島)と対戦し、延長12回に及ぶ熱戦の末、6-5でサヨナラ勝ち。エース右腕・森岡大智(3年)を中心に守備を組み立て、9回から延長12回まで打者12人を完全に抑え込んだ。大高有生主将(3年)をはじめとする昨夏を経験した内野陣は安定感があり、大高も「自分たちは守り勝つチーム」と胸を張る。大高は「1点差の勝負で勝ち切れるように守備を中心に頑張りたい。1戦必勝。どんなチームにも負けないように頑張ります」と力を込めた。
工藤明監督(47)は「『守備でしっかりとリズムを作って攻撃に』というチームカラー。まずは初戦、自分たちらしい野球ができればと思います」と意気込んだ。能代松陽らしく、はつらつとしたプレーで、センバツと現校名での「初勝利」をつかみ取る。