【センバツ】専大松戸が春初勝利 プロ注目の平野大地が7安打許すも常葉大菊川を完封

常葉大菊川対専大松戸 9回表常葉大菊川2死二塁、打者を三ゴロに仕留め、ジャンプしてガッツポーズする平野(撮影・宮地輝)

<センバツ高校野球:専大松戸3-0常葉大菊川>◇22日◇2回戦

専大松戸(千葉)が常葉大菊川(静岡)を破りセンバツ初勝利を挙げた。

プロ注目右腕の平野大地投手(3年)が7安打を許しながらも完封した。死球を1個与えたが与四球は0。最速は146キロで6奪三振だった。変化球で相手打線に的を絞らせず、ここ一番で力のある直球を投げ込んだ。

1回裏、1死満塁から5番太田遥斗外野手(3年)の中前適時打などで3点を先制。その後は追加点を奪えなかった。

常葉大菊川は10年ぶりのセンバツ勝利を逃した。1回、先発の久保綾哉投手(2年)が制球を乱し3失点。2回以降は立ち直っただけに悔やまれた。