慶応・清原勝児の一塁へのポジション変更は「競争の途中経過」監督が背景を説明 けがは否定

菅対慶応 試合前にシートノックをうける慶応・清原(撮影・星夏穂)

<高校野球春季神奈川県大会:慶応11-1菅(5回コールド)>◇16日◇3回戦◇俣野公園横浜薬大スタジアム

慶応がセンバツ後初の公式戦に臨み、快勝した。プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(55)の次男、慶応・清原勝児内野手(2年)は背番号「15」をつけ、出場機会はなかった。センバツでは背番号「5」で「5番・三塁」でスタメン出場したが、この日は試合前、一塁でシートノックをうけた。

打順、ポジションもセンバツとは大幅に変更された。森林貴彦監督(49)は「チームがレベルアップするために競争することと、変化を与えることをテーマにしている。成長しないと夏はないので、このまま調子を整えればなんとかなることは絶対にないので、それを示すため」と話した。清原については「けがではない。競争の途中経過で今こういうことになっている」と説明した。