高校野球春季新潟大会の組み合わせ抽選会が20日、新潟市秋葉区文化会館で開かれた。参加するのは68チーム(80校=連合7チーム)。26日に開幕し、順調に日程を消化すれば、決勝は5月10日に長岡市悠久山野球場で行われる。
鈴木春樹専務理事(52)は今夏の選手権大会で前売りチケットの導入、今春の観客への要望などを会見で明かした。
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夏の全国高校野球選手権記念新潟大会では前売りチケット「あさチケ」が導入される。鈴木専務理事が発表した。準々決勝、準決勝、決勝の入場券限定だが、主催する朝日新聞と連携。パソコン、スマホから朝日IDを登録(無料)してチケットを予約し、ローソンで発券する仕組み。全国どこでも24時間、購入が可能と利便性は増す。
前売りチケットの導入は熱中症防止にもつながる。窓口での当日券販売も従来通り行うが、炎天下で窓口に長蛇の列を作ることは避けられる。接触する時間と機会も減り、不安が残る新型コロナウイルス感染症の予防にも役立つ。昨夏、5県が同システムを採用しており、鈴木専務理事は「試験的に導入したい」と話した。
今春は自粛していた応援の声出しが解禁になる。女子部員がボールパーソン、ノッカー、シートノック補助として参加するのも届け出を提出すれば可能になる。そんな春開幕前に、県高野連は応援に訪れる観客に「公共の交通機関で来てほしい」と強い要望を出した。試合会場の長岡市悠久山野球場、新潟市鳥屋野野球場などの駐車場が狭いための要請。「補助役員の高校生にクレームをつける人もいる」と鈴木専務理事はトラブルをなくすための公共交通機関使用を訴えていた。
◆展望 昨秋の4強校、新潟明訓、中越、東京学館新潟、日本文理を中心に今シーズンの幕を開ける。昨秋の優勝校・新潟明訓は樋口歩夢投手(3年)と荒川明日瑠投手(同)の両左腕が両輪になってチームをけん引。島田修監督(57)は「昨秋は投手頼りだった。春は野手の奮起を期待したい」と言う。中越もエースで4番の野本壮大投手(3年)がチームを引っ張る。日本文理も最速148キロの右腕・高橋史佳投手(3年)が中心で、東京学館新潟は攻守にバランスがいい。帝京長岡、北越らの私学勢も上位に絡んできそう。ひと冬越えて、どんなダークホース校が出現するかも注目だ。