帝京が創価に勝利 先発安藤翔7回無失点「コースを丁寧につけた」指揮官も粘りを評価

帝京の先発左腕安藤翔投手(3年)は創価打線を7回無得点に抑えた(撮影・井上真)

<高校野球春季東京大会:帝京6-0創価>◇23日◇準々決勝◇スリーボンドスタジアム八王子

帝京が6回に5安打を集めて一気に6点を奪い試合を決めた。投げては先発の左腕安藤翔投手(3年)が7回を無失点。「コースを丁寧につけました。スライダーが良かったと思います」。17日の練習試合ではBチーム相手に1イニング10失点と打ち込まれていた。

安藤は「Bチームの打者は体格も良くて、本当にバッティングがいいので、自分の足りない部分が分かりました」と、気持ちを切り替えて臨んだ先発のチャンスだった。

帝京の金田優哉監督は「よく粘ったと思います。簡単にはいかないと思っていましたから。4番も、四球で粘って出塁して、そういうところも大切だと思います。ミスも出ましたけど、それをカバーしてよくやったと」と、チームの戦い方を評価していた。