<高校野球春季千葉大会:専大松戸8-0習志野>◇3日◇準決勝◇千葉県天台野球場
専大松戸が習志野に7回コールドで勝利し、2年ぶり12度目の関東大会出場を決めた。
大事な一戦を任された背番号10の青野流果投手(3年)を「自信」が後押しした。試合前の時点で、今大会は2試合に登板し、15回1/3を投げ8安打1失点。「監督さんからも公式戦では『自信』を持って投げろと言われている」。堂々とマウンドに立った。
相手は強豪・習志野でも、1歩も引かない。「ここまで2試合は真っすぐを多めに投げていた。きっと研究されている」と冷静に見極め、スライダーでかわし、打者を見て配球を変えた。「春から精度が上がった」という直球で丁寧に打たせてとり、5安打2三振で完封勝利。「センバツまでは、真っすぐの球質も球速もなかったんですが、終わってからその練習に力を入れた。真っすぐも配球できるようになりました。そこは大きな成果です」と、胸を張った。
ドラフト候補と注目される平野大地投手(3年)だけでない。投手陣も強化し、夏に向かう。持丸修一監督(75)は、「もう、どこと対戦しても投げられる、という感じは本人も持ち始めているんじゃないかな」と、その成長を評価。青野は「関東大会出場がかかった試合で自分のピッチングで完封で抑えられて、自信になりました」と話した。
「まだ優勝じゃない。関東大会もあるので、満足せずに上を見て戦っていきたいです」。頼もしい言葉が、その成長を、象徴していた。【保坂淑子】