近大付の最速142キロ右腕・市村篤史が興国を7安打完封 春2年ぶり4強

高校野球大阪大会 興國対近大付完封勝利を納め、笑顔の近大付、市村篤史投手(撮影・村松万里子)

<高校野球春季近畿大会大阪府予選:近大付4-0興国>◇14日◇準々決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム

近大付は最速142キロ右腕・市村篤史投手(3年)が7安打113球で完封し、春は2年ぶりの準決勝に駒を進めた。

1回1死一、三塁で暴投と4番園莉空内野手(3年)の中前打で2点先制。2回にも2点を追加し、逃げ切った。

市村は「援護してくれたので投球で流れを呼びたかった。最後まで投げきってやろうと思った」と胸を張った。

準決勝では大阪桐蔭と対戦する。「積極的に振ってくる打者が多い印象。練習通りにやれば勝てると思う」と強気だった。