横浜隼人・菊地唯仁主将「チーム引っ張りたい」県立川崎・幸の連合チーム-横浜翠嵐の勝者と対戦

神奈川大会抽選会で写真に納まる第1シードの左から東海大相模・小笠原マネージャー、横浜隼人・菊地主将、相洋・渡辺主将、慶応・大鳥マネージャー(撮影・佐瀬百合子)

<高校野球神奈川大会・組み合わせ抽選会>◇10日◇関東学院大学関内キャンパス

第105回全国高校野球選手権神奈川大会(7月7日開幕)の組み合わせ抽選会が10日、県内で行われた。

第1シード横浜隼人は、県川崎・幸の連合チーム-横浜翠嵐の勝者と対戦し2回戦から登場する。

昨夏は5回戦で優勝校の横浜に2-4で敗れ敗退。「自分が打てずに負けた」と振り返り「今年は自分が打って甲子園に行きたい」と準々決勝で対戦の可能性のある、横浜高校へのリベンジにも燃える。菊地唯仁主将(3年)は「当たり前ですけど、1番早く練習に来て最後まで残っている。チームを良くするために、自分がミスをしたときでも割り切って指摘することを心がけている」と主将の責務を語った。

今春県大会は3位で4強入り。ケースバッティングを春から強化してきた。県大会では手応えを感じたが、関東大会では初戦でセンバツ王者の山梨学院にコールド負けを喫した。「全国制覇したレベルと対戦して課題が出た」と力不足を認めながらも「良い経験だった」と前向き。「夏も自分が声をかけてチームを引っ張りたい」。14年ぶり2度目となる、甲子園出場を目指す。