元ヤクルト近藤一樹氏が母校日大三の香川招待試合を観戦「夏に勝つための準備をしてきている」

高松商対日大三 母校日大三の香川遠征を観戦した元ヤクルト近藤氏

<高校野球招待試合:日大三1-0高松商>◇10日◇レクザムスタジアム

今春都大会4強の日大三の招待試合が香川県で行われ、OBで元近鉄、オリックス、ヤクルトの近藤一樹氏(39)が観戦した。

昨年まで独立リーグの四国IL・香川で投手コーチ兼任でプレー。現役引退後に、母校の試合を見たのは初めてで「しっかり練習しているんだなというのが、伝わってきました。シートノックから、すごく上手だった。夏に勝つための準備をしてきていると感じました」と話した。

試合は、二宮士主将(3年)のソロで挙げた1点を継投で守り、0封勝ち。「投手は、インコースにしっかり投げ切れていた。相手打者は、狙い球が絞りづらかったと思う」と話した。

26年間、チームを率いた小倉全由前監督(66)の後を継いで、今春から三木有造監督(48)が就任した。今夏の西東京大会に向け、01年夏の甲子園優勝を経験する先輩として「監督が変わっても、選手たちがやることは変わらない。当たり前のことを、当たり前にやってほしい。欲を出さずに凡事徹底で、自分たちの仕事をしてほしいと思います」とエールを送った。