元ロッテの興国・喜多隆志監督は指導者として初の甲子園目指す 選手時代は全国V/大阪

興国の矢野雄大主将(3年)は抽選会後、「興国」と書かれた部分を指さして笑顔でガッツポーズを作る(撮影・林亮佑)

<高校野球大阪大会・組み合わせ抽選会>◇22日◇ホテルアウィーナ大阪

第105回全国高校野球選手権大阪大会(7月8日開幕)の3回戦までの組み合わせが決まった。

春の大阪大会8強入りで、75年以来48年ぶりの聖地を狙う興国は初戦で鳳と信太(しのだ)の勝者との対戦が決まった。

主将の矢野雄大内野手(3年)は「相手がどこであろうとやることは同じ。春は悔しい思いをした。全員でつながりを持って優勝を目指したい」と闘志を燃やす。

元ロッテで18年8月に監督に就任した喜多隆志監督(43)からの指導にも感謝する。「いろいろな視点から声をかけてもらっている。自分たちのやり方もわかった上で言ってもらえるので、とてもわかりやすくて成長できる要因がたくさんある」。勝利という結果で、指導の恩返しをするつもりだ。

喜多監督はこの日の抽選会では矢野主将とともに出席。チーム力向上に一定の手応えも感じ「春は新入生も入ってきて、あまりうちではなかった競争が出てきたので楽しみ。控えの選手が意識高くやってくれている。チーム力がついたのかな」と笑顔を見せる。

喜多監督自身は智弁和歌山時代にレギュラーとして甲子園に3度出場。3年夏には全国制覇を果たした。「甲子園に行かないとわからない空気感がある。説明できない場所。選手に連れて行ってもらわないと」と話し、再び甲子園の土を踏むことを夢見て指揮を執る。