札幌光星5年ぶりの南大会進出 岩瀬健太主将3安打1打点「最後の1球まで戦う」/南北海道

札幌光星対北海道科学大高 5回表札幌光星1死一、三塁、適時二塁打を放ち、塁上でガッツポーズする岩瀬主将(撮影・山崎純一)

<高校野球南北海道大会札幌地区予選:札幌光星11-5北海道科学大高>◇4日◇Dブロック代表決定戦◇札幌円山

札幌地区で、札幌光星が11-5で北海道科学大高を下し、5年ぶりの南北海道大会進出を決めた。3安打1打点の7番岩瀬健太主将(3年)を中心に15安打で勝利した。

3戦連続2桁得点の札幌光星打線で、岩瀬主将が存在感を示した。1点を勝ち越した直後の5回1死一、三塁で左翼線を破る適時二塁打。8回1死一、二塁では三塁線にセフティーバントを決め、11点目につなげた。「自分のできることをやろうと思って、そういう意識で打った」と振り返った。

離脱したチームメートの穴をしっかりと埋めた。5月15日、春の地区3回戦、北海学園札幌戦で正遊撃手だった佐々木聖太(3年)が右足首を骨折。同下旬に手術を受け、今は背番号16でベンチに入るが、一時は夏の大会に間に合わない可能性があった。もともと二塁手の岩瀬は、小中学校時代に遊撃の経験があり代役を任された。この日も三遊間の深いゴロをさばくなど、安定した守備を披露。合坂真吾監督(46)は「本人もプレッシャーはあったと思うが、存在感を出してくれた。大会を通して彼はすごくよかった」と目を細めた。

試合前日の全体練習後には、バッティングセンターに出向いて自主練習。打ち込みの成果もあった。15日の南大会開幕まであと10日。岩瀬主将は「まだなにかを成し遂げたわけではない。勝ちだけをみて、同じようにやっていきたい。相手よりも1点多く取って勝って、最後の1球まで戦い切りたい」と語気を強める。主将として南大会でもしっかりとチームを引っ張る。【山崎純一】