日大鶴ケ丘コールド発進「107カ条」の心構え徹底、高見沢主将「焦ることなくできた」/西東京

武蔵村山対日大鶴ケ丘 日大鶴ケ丘先発の比江島(撮影・玉利朱音)

<高校野球西東京大会:日大鶴ケ丘13-3武蔵村山>◇8日◇1回戦◇神宮

強さの秘訣(ひけつ)は、試合に臨む心構えを記した「107カ条」だ。日大鶴ケ丘(西東京)が6回コールド勝ちで開幕戦を制した。初回に2点を先制されるも、失策0の堅実な守備で慌てず、逆転勝ちした。主将の高見沢晴翔内野手(3年)は「ベンチ全体で落ち着いて、焦ることなくできた」と振り返った。

チームには「107カ条」と呼ばれるマニュアルがある。萩生田博美監督(50)が日大でコーチを務めていたときに、当時の鈴木博識監督が指導に用いていた「野球ファイル」が元になっている。冒頭には「指示に忠実に」「確認の徹底」などの言葉が並ぶ。部員たちは3年かけて教え込まれ、基礎をおろそかにせず実直に戦う姿勢を身につける。

この日敗れた武蔵村山の井上雅章監督(43)は試合後、日大鶴ケ丘ナインを「決して手を抜かず、基本に忠実に確実にやってくる。自分たちの野球をやるんだという思いを強く感じた」と称賛した。「107カ条」が徹底されていることが、グラウンド上で証明されていた。【玉利朱音】

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