<高校野球大阪大会:四條畷-三島>◇9日◇1回戦◇南港中央
大阪大会初の継続試合が決まった。
四條畷-三島の試合は5回終了時に雨脚が強まり、試合が中断。内野のベース周りとマウンド付近にはシートがかけられた。選手はベンチで待機していたが、そのまま再開することなく継続試合が決定した。
試合は四條畷が初回に4点を先制。3、4回と1点ずつを追加したが、三島が5回に3点を反撃していた。
大阪大会では今春から継続試合を導入。今春は適用される試合がなく、今回が初めてのケースとなった。
3点リードを奪っていた四條畷主将の広瀬晴基内野手(3年)は「僕自身も最後までやりたかった。残念なのが率直な気持ち」としながら、「監督もおっしゃられたが自分たちがうまくなる時間が少なくとも1週間増えた。5イニングで起きたミスや足りていないところを見直して、次の試合には四條畷の野球を見せていきたいという前向きな気持ちです」と気持ちを切り替えた。
30年を超える監督歴のある四條畷の辻野茂樹監督(61)は「できることなら今日やりたかった。なんせ大阪の高校野球では誰もやったことがないので」と困惑気味だったが、「決まった以上は、もう1回、6回からの4回にしっかりと野球ができるように取り組む機会が増えたと思っていいように考えています」と話した。
一方で、6点ビハインドから3点を返して勢いに乗っていた三島の主将・首藤日々希内野手(3年)は「今日やりきりたかったのが正直なところ。5回に3点を取ってこれから追い上げていこうといういい流れだったので、正直タイミングとしては悪かった」と苦笑い。それでも、渡辺久馬(きゅうま)監督(63)は「良い環境でまた試合ができる。今のグラウンド状態で試合をやることを思えば、いい状態で試合ができれば3年生の子も最後まで力を出せるかなと思う」と前向きに捉えた。