八日市南が初戦突破 虎党ボールパーソン女子圓城桃「もっとみんな頑張って練習してほしい」/滋賀

八日市南対栗東 八日市南の圓城桃外野手はボールパーソンとして試合に参加する(撮影・中島麗)

<高校野球滋賀大会:八日市南8-1栗東>◇10日◇1回戦◇マイネットスタジアム皇子山

9安打8得点と圧倒して初戦を突破した。3安打2打点と活躍した田中栄昇外野手(3年)は4回には申告敬遠で塁に出た。「ちょっとは自分の実力が認めてもらえたのかな。次も一致団結して戦いたい」と意気込んだ。

女子部員の圓城(えんじょう)桃外野手(2年)は、ボールパーソンとしてサポート。高校から野球を始めて「レフトしか守れないですが、楽しいです」と普段の練習は男子部員とともに取り組む。

幼少期から「野球がめっちゃ好きでやりたかったんで」と生粋の虎党で梅野隆太郎を応援する。中学時代はバスケットボール部に所属した。「(中学の野球部は)男子と混ざるんが嫌やって、それを後悔して」と高校1年の春に入部を決意。親からは「野球が好きやったら早くやらせたらよかったね」と言われるほどの熱意で向き合っている。

三ツ井将太監督(24)は圓城選手を「ボールパーソンは1年生の男子にさせようかなと」外野と内野側それぞれ一人ずつのボールパーソンを男子部員2人体制を画策していた。しかし「圓城は『スタンドで一緒におったらどうや』と聞いても(ボールパーソン役を)譲らない」とグラウンド上でナインを見つめ続ける。

白星発進について「すっごいうれしいです。ほんまに。ずっと先輩の試合見てられるんで。みんなを近くで見たくて、声は出さないけど(心の中で)応援していました」と喜んだ。次戦に向けて「試合出られなくても、私は頑張って(ボールパーソン)をやってるので、心から応援する意味で、もっとみんな頑張って練習してほしい」と勝利の女神は背中を押した。【中島麗】