<高校野球茨城大会:明秀学園日立7-0水戸啓明>◇10日◇1回戦◇ノーブルホームスタジアム水戸
昨夏の覇者、明秀学園日立(茨城)が7回コールド発進した。先発近藤悠人投手(3年)は7回4安打無失点。得意の真横に鋭く曲がるスライダーで、相手を寄せ付けなかった。昨年は春のセンバツでベンチ入りしたが、夏の県大会と甲子園メンバーからは外れた。「昨年の悔しい思いをもうしたくない」という思いが募るあまり、秋春と焦りが生じた。エースを任されたが、大量失点で試合を作れず「チームのみんなに迷惑をかけてしまった」と悔やんでいた。
甲子園に出場できなかった後悔は甲子園でしか晴らせない。自身の投球を「まだまだです」と評するように慢心はない。「自分たちは弱いという気持ちを忘れずに泥くさく戦うだけです」とノーシードからの聖地に向けて力を込めた。