谷佳知&亮子氏の長男、東京学館浦安・谷佳亮が貢献!母は朝4時半から弁当作りで支える/千葉

東京学館浦安対桜林 初戦を快勝で突破した東京学館浦安・谷(中央)は試合後、父・谷佳知氏(右)と母・亮子さんと笑顔で記念撮影する(撮影・浅見桂子)

<高校野球千葉大会:東京学館浦安9-3桜林>◇12日◇2回戦◇千葉・柏の葉公園野球場

東京学館浦安(千葉)は、オリックス、巨人などで活躍した谷佳知氏(50)を父に、女子柔道48キロ級で00年シドニー、04年アテネ五輪金メダルの谷亮子氏(47)を母に持つ谷佳亮(よしあき)外野手(3年)が1番で先発。桜林を破り3回戦進出を決めた。

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東京学館浦安の谷は無安打に終わり「打撃がだめ」と悔やんだが、堅実な守備と走塁で勝利に貢献した。

「1番右翼」で先発出場。9回の最終6打席目、安打性の打球を逆方向の左翼方向に飛ばす。広角に打ち分ける技術は父を彷彿(ほうふつ)とさせた。好守の父同様、守備は万全。四球を選んだ4回は、中前打の処理を中堅手がもたつく間に、母のような俊敏性を生かして二塁から一気に生還。偉大な両親から引き継いだ運動能力を見せた。

小学3年からアイスホッケーに打ち込んだ。小学6年のときは全国優勝も経験したが、コロナ禍で練習ができなかったこともあり、中学3年時にやめて、高校入学と同時に野球を始めた。野球では人より遅れていることを意識し、休みでも素振り、母から教わった体幹トレなどで汗を流した。2年だった昨秋にレギュラーをつかんだ。

父とともに応援にかけつけた母は「できることは弁当づくりしかないですから」と毎朝、午前4時半に起きて料理に励む。試合前日は験担ぎでもある鶏の胸肉のカツ、試合当日はカレーを用意。体重は昨秋から4キロ増の68キロ、身長は3センチ伸びて父を超える174センチと成長を続ける。

偉大な両親を持つプレッシャーはあるが、母から教わったポジティブ思考で乗り切る。3回戦は東海大浦安を撃破した船橋と対戦。「悔いの残らない高校野球にしたい」。将来の目標はもちろん、父と同じプロ野球選手だ。【田口潤】

◆谷佳亮(たに・よしあき)2005年12月31日、兵庫県生まれ、東京都育ち。小学3年からアイスホッケーを始め、中学2年まで打ち込む。東京学館浦安高入学後に野球を開始。50メートル走は6秒1、遠投は89メートル。174センチ、68キロ。左投げ左打ち。