日大三・三木有造監督が夏初陣白星「練習します」緊張でシートノック打ち損じ/西東京

日大三対国士舘 5回、選手たちに指示を出す日大三・三木監督(左から2人目)(撮影・菅敏)

<高校野球西東京大会:日大三16-2国士舘>◇14日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

昨夏王者日大三(西東京)の三木有造監督(49)が夏初陣を白星で飾った。

長年チームを率いた小倉全由前監督が3月に勇退。6月の練習試合では打線の調子が上がらず「思うようにいってない」と嘆いた。小倉前監督とは頻繁に連絡を取り現状を報告する。「『三木らしくやれよ』と言われていたが、監督(小倉前監督)だったらどうやってたかなと考えてしまう」。メンバー選考では当落線上だった3年生に「前監督なら違うやり方をするかも」と頭を悩ませたが「俺は俺のやり方でやる」と覚悟を決めて選出しなかった。

迎えた初戦では緊張からコーチ時代から行っていたシートノックで13年ぶりに打ち損じた。だが、1回2死で「自分のスイングに自信を持てよ」と送り出した主将の二宮士(まもる)内野手(3年)の中前打が起爆剤となり、15安打16得点。強敵国士舘を5回コールドで退けた。三木監督は「選手が粘り強く打線をつないでくれた。帰ったらノックの練習をします」と、ようやく笑みを浮かべた。

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