<高校野球福岡大会:折尾愛真13-0福岡魁誠(7回コールド)>◇14日◇3回戦◇福岡・光陵グリーンスタジアム
折尾愛真の最速144キロエース在郷颯人(はやと)投手(3年)が2戦連続の無失点投球で福岡魁誠を下した。
シード折尾愛真の鉄腕が7回コールド快勝に貢献した。オリックスの絶対エース山本由伸投手(24)を目標の選手に挙げる在郷投手が、2戦連続0封。初戦・八幡工戦の4安打完封に続き、3回戦も7回5安打無失点と躍動した。
初戦で自己ベストを6キロ更新。最速144キロの直球が自慢だ。その武器を軸に、山本投手の「首の振り方や、握りをまねています」といい、自己流に少しだけアレンジしたというスライダー、カットボールを交えて翻弄(ほんろう)した。
7回を99球。3四死球は反省だが、4回の2者連続など9三振を奪う力投を見せた。新チームからエースナンバーを背負う責任感も十分で、「投げる試合は全部ゼロで抑えるつもりです」と意気込んだ。今夏、全試合完投も辞さない覚悟で臨んでいる。
成長は「バイクこぎトレ」で鍛えたたまものでもある。「全力と、ゆっくりで交互にこいで、汗をかくようにしてしています」という30分~1時間のバイクこぎを、下半身強化や体力増強に役立てた。
18年夏以来5年ぶり2度目の甲子園切符奪取へ、獅子奮迅の活躍で仁王立ちする。【菊川光一】