「勝っちゃったんだ」智弁和歌山にジャイキリ高野山・伊藤周作監督まだ実感湧かず/和歌山

高野山対智弁和歌山 9回2死、勝利まであと1死でマウンドに集まり気合いを入れ直す高野山ナイン(撮影・松野奈音)

<高校野球和歌山大会:高野山4-2智弁和歌山>◇15日◇2回戦◇紀三井寺運動公園野球場

甲子園春夏4度の優勝の智弁和歌山を相手に番狂わせを起こし、高野山の選手たちは、両手を突き上げ喜びを全身で表現した。

0-2の7回1死から3連打で1点を返し、なお2死一、三塁から3四死球で逆転した。先発の酒井爽投手(2年)は強力打線を封じ込め、9回4安打2失点で完投した。強豪相手に物おじせず、ベンチからは大きな励ましの声援が響き続けた。主将の小川龍輝内野手(3年)は「雰囲気を大事にするチーム。楽しくやれて良かった」とほほ笑んだ。

伊藤周作監督(72)は「酒井がよく完投した。120点」と笑顔で選手らを褒めちぎり、「勝っちゃったんだな」とまだ実感が湧かない様子だった。今後を見据えて「この後を引き締めないと」と語り、歴史に残るジャイアントキリングから波に乗るつもりだ。【松野奈音】

【高校野球 各地のスコア・日程】はこちら>>