<高校野球京都大会:龍谷大平安10-0福知山>◇16日◇3回戦◇太陽が丘球場
春夏連続での甲子園出場を狙う龍谷大平安は、9安打10得点で6回コールド勝ち。4回戦に進出した。
主将で侍ジャパン代表候補の山口翔梧内野手(3年)が「3番・遊撃」で出場。3打数2安打4打点と活躍した。
6回の二死満塁の好機で捉えた直球は、コールドを決定づける左前2点適時打になった。「自分はチャンスで(ランナーを)かえすバッター」と語る主将は、春のセンバツ出場後の侍ジャパン候補合宿で、木製バットで場外弾を放った広陵(広島)の真鍋慧(けいた)内野手のスイングに度肝を抜かれた。そのスイングに影響を受け、「自主練習では強いスイングを意識しています。振りこむ時間は1時間ぐらい。倍になりました」と明かした。
打撃だけなく、好投手のイメージトレーニングも欠かさない。「ジャパン合宿で一緒になった享栄(愛知)の東松(快征投手=3年)の速いまっすぐとキレのある変化球を意識しています」と甲子園での対戦を見据えながら春からバットを振り続けた。
主将が活躍する一方で、3回戦で初めてスタメンに名を連ねた7番・植田元喜内野手(3年)と8番・藤原一輝捕手(2年)もマルチ安打で存在感を発揮した。
原田英彦監督(63)は「初回(の好機)にパーンといけなかった。準備ができてなくて、バチっといくという思考がなかったのかな」と振り返った。初出場コンビについて「メンバーをたくさん出して、スタメン変えてあの子らにも頑張ってもらおう」との意図だった。春夏連続出場に1歩近づいた。【中島麗】