郡山・中尾晄生主将「人望ある偉大な人」亡くなった元監督・森本達幸さんにささげる夏1勝/奈良

郡山対十津川 十津川戦に勝利し校歌を歌う郡山ナイン(撮影・村松万里子)

<高校野球奈良大会:郡山17-2十津川>◇16日◇2回戦◇佐藤薬品スタジアム

郡山は「森本イズム」で5回コールド勝ち、初戦を突破した。同校を春夏11度の甲子園に導き、6月24日に心不全のため88歳で亡くなった元監督、森本達幸さんにささげる夏1勝だ。

森本さんは現3年生が1年生のときに練習を見学していたという。葬儀には部員全員がユニホーム姿で参列。主将の中尾晄生内野手(3年)は「直接お話ししたことはないですが、葬儀に参列して、人望がある偉大な人なんだと感じました。指導を受けたかった」と残念がる。

森本さんが築いた、自分たちで考える野球『考動野球』は今も受け継がれている。試合前には選手自ら相手投手の映像を分析し、配球や攻略法を話し合った。その成果が15安打17得点だ。中尾は「モットーのつなぐ野球で点が取れたので良かった。一戦必勝で勝ち抜いていきたい」と「森本イズム」を体現し、23年ぶりの聖地を目指す。【村松万里子】

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