<高校野球新潟大会:新潟明訓2-0新潟商>◇16日◇3回戦◇鳥屋野運動公園野球場
新潟明訓は新潟商に2-0で競り勝った。先発の和田珠要(しゅい)投手(3年)はテンポよく左腕を振った。「指にかかった球を投げられた」。安打で先頭打者を出した4回は次打者を投ゴロ併殺に打ち取り、6回は3者連続三振。回を追うごとに両サイドを突く直球が威力を増した。
7回先頭から安打と四球で無死一、二塁とし、背番号1、樋口歩夢投手(3年)にマウンドを譲った。それでも先発6回3分の0を79球、5安打無失点で7三振を奪った。2回戦の連合チームの十日町総合・塩沢商工戦でも先発3回を無失点だった。「前回は思ったよりインステップしていたので踏み出す足を真っすぐにした」とフォームを微調整してスコアボードに再び0を並べた。
背番号11の和田を島田修監督(58)は「球の切れがあるし、気持ちが強い。うちのハートのエース」と絶賛。食が細く、昨夏は1カ月で10キロやせた。今年は練習中からおにぎりやプロテインを補食し、ベストの70キロをキープ。夏を戦い抜く準備を整えた。「点を取られることを恐れず、打者との勝負を楽しみたい」と次戦以降の登板に手応えは十分だ。17日の4回戦では8強入りを懸け、柏崎と対戦する。【斎藤慎一郎】