<高校野球静岡大会:浜松開誠館2-1沼津商>◇16日◇2回戦◇浜松球場
第4シードの浜松開誠館が、2番手左腕松井隆聖(2年)とプロ注目近藤愛斗(3年)の継投策で沼津商に2-1と辛勝した。公式戦初先発を任された松井が、130キロ台の安定した投球で5回まで無安打。「入りから持ち味を出そうと考え、ストライクでテンポ良く投げられた」と好投を振り返った。6回までに8奪三振。6回から7回にかけて単打2本を浴びたところで近藤にバトンを渡した。
後を託されたエース右腕はこの日、残り3回を最速142キロの投球で攻め込んだ。「初戦はいつも硬くなる」と振り返った8回2死二塁では、相手3番打者に三塁打を浴びて1失点。それでも動じず、次の4番を三振に仕留めた。最終回は3人でぴしゃり締めるなど、5奪三振で相手を抑え「厳しい形でも勝ち切れて良かった」と笑顔を見せた。
攻撃では初回の猛攻で2点を先制。最後までリードを守りきった。近藤は、無失点で切り抜けた先発松井に「助かった」と感謝。次戦(20日、対韮山)ではもっとギアを上げるつもり。チームは昨年まで、夏大会を2年連続初戦敗退していた。「波に乗ってこのまま勝ち進みたい」と話す近藤が、快進撃の源になる。【倉橋徹也】