近畿大会準Vの金光大阪がキャリー・パトリック・波也斗の投打の活躍で快勝発進/大阪

金光大阪対四條畷 四條畷戦で5回から登板した金光大阪のキャリー(撮影・村松万里子)

〈高校野球大阪大会:金光大阪8-1四條畷〉◇南港中央球場

近畿大会準Vの金光大阪はエースのキャリー・パトリック・波也斗投手(3年)が投打で活躍し、初戦からエンジン全開だ。

今夏初のマウンドで、躍進した春の経験が生きた。1-1の5回に登板。1死から中前打と連続四球で満塁のピンチを迎えたが、スプリットで見逃し三振。続く打者も右飛に抑え、マウンドで喜びを爆発させた。「去年から試合で使ってもらって、春もいろいろ経験して、冷静に1人ずつアウトが取れた」。春季大会では大阪大会決勝で大阪桐蔭相手に1失点完投し、近畿大会でも2試合連続完投で準Vに導いた。「一番助けてもらった球。自信がついた」という勝負球のスプリットがさえた。

直後の6回。8番中村颯生(そう)内野手(3年)のスクイズで勝ち越し、なお2死二、三塁の好機。キャリーは「上位につなぐ意識だった」と左中間へ2点適時三塁打。リードを広げる大きな一打になった。3イニングを投げ、1安打3奪三振、無失点で勝利を呼び込んだ。

アメリカ人の父を持つ178センチ左腕。昨春のセンバツでは外野のレギュラーで出場し、2年秋からエース。今大会は決勝まで進めば、11日間で7試合という過密日程。対策は考えている。温水と冷水に交互につかる入浴法で疲労回復に努める。「先ばかり見ず、(次戦の)22日にいかにベストに近い状態で臨むか(を意識している)」と、目の前の試合に全力投球で挑む。成長を続けるキャリーが、夏の大阪大会の主役になる。【村松万里子】

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