<高校野球静岡大会:御殿場西2-0小笠>◇21日◇3回戦◇愛鷹広域公園野球場
御殿場西は小笠を2-0で下し、10年ぶりに3回戦突破。
エース竹上智也(3年)が初戦に続き、完封した。
御殿場西のエース竹上は、最後まで「自分」を貫いた。2-0の9回に2死満塁のピンチを迎えた。盛り上がる相手応援席。それでも「力を入れて急に何かが変わる訳ではない。いつも通り、仲間を信じ投げた」と外角直球で一邪飛に仕留めた。2回戦は登板のなかった背番号「1」。伊豆中央との1回戦(3○0)に続く、2試合連続完封に「最後も『打たせて取る』持ち味を発揮できた」と笑顔で整列に向かった。
最速は130キロながら、制球力が光る左腕。冬には自慢のスライダーに加え、チェンジアップの精度を上げた。この日、新たな武器を軸に104球。打線が2得点と攻めあぐねる中、散発6安打、1四球の好投でスコアボードに9個の「0」を並べた。森下知幸監督(62)も「シャットアウトでなければ勝ち目がないような試合だった。よく頑張ってくれた」と感謝した。
これで、18イニング無失点。好調で迎える4回戦では、センバツ出場の第3シード常葉大菊川と対戦する。今春の県3回戦では3-6で敗れた。竹上は「自分が、どれだけ我慢して投げられるか。リベンジしたい」と腕をぶした。【前田和哉】